睡眠歯科
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睡眠時無呼吸症候群とは
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に何度も呼吸が止まることで、酸素不足となり、身体に大きな負担をかける睡眠障害です。
正しい呼吸は、気道を通って酸素を取り込み、二酸化炭素を排出しますが、睡眠時無呼吸症候群になると、正しい呼吸ができず、心血管系や日常生活に広範な影響をおよぼすリスクにさらされます。
当院では、睡眠時無呼吸症候群でお悩みの方に向けて、下顎を前方に押し出すよう促す形のマウスピースを入れることにより、気道を広げる「いびき・睡眠時無呼吸症用マウスピース」に対応しています。
睡眠時無呼吸症候群の種類
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閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA) 睡眠中に喉の筋肉や舌がゆるむことで気道がふさがれ、一時的に呼吸が止まってしまう症状です。
気道が狭くなることで酸素の供給が滞り体内の酸素レベルが低下します。 -
中枢性睡眠時無呼吸症候群(CSA) 脳からの呼吸指令が正しく送られないため、気道には閉塞が見られないにもかかわらず、呼吸そのものが止まってしまう症状です。
OSAとは異なり、CSAの患者さんはあまりいびきをかかないことが多く、自覚症状も少ないことがあります。
全身の健康との関係
影響とリスク
睡眠時無呼吸症候群は、単なる睡眠障害にとどまらず、全身の健康に様々な悪影響をおよぼす可能性があります。
心血管系への影響
無呼吸の反復により心臓への負担が増し、高血圧・心不全・不整脈などのリスクが高まります。
日常生活の質の低下
十分な睡眠がとれないことで慢性的な疲労感や日中の強い眠気が生じ、仕事や日常生活に影響をおよぼす可能性があります。
認知機能の低下
睡眠不足が続くと集中力や記憶力が低下し、認知機能に悪影響をおよぼす可能性があります。
こんな症状はありませんか?
こんな症状がある方は睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
- 家族からいびきをしていると言われる
- 就寝してから朝までに何度も目を覚ます
- 息が苦しくて目が覚めることがある
- いくら寝ても日中に眠くなる
- 起きているときに疲労感やだるさを感じやすい
- 身体を動かすとすぐに息切れする
治療方法
いびき・睡眠時無呼吸症用マウスピース
下顎を前方に押し出すよう促す形のマウスピースを入れることにより、気道を広げます。睡眠中の呼吸を助け、いびきや睡眠時無呼吸症を軽減することができます。患者様のお口の状況に合わせたマウスピースを作成します。
睡眠時無呼吸症用マウスピース(保険適応)
患者様に合わせて上下の顎の位置を固定するタイプです。プラスチック樹脂でできています。
ソムノデント AVANT (自由診療)
上下が分離しているタイプです。装着感が快適で、つけたまましゃべったり水を飲んだりできます。
費用について
睡眠歯科
| ソムノデント AVANT | 17,600円 |
|---|
※費用は全て税込表記です。